なぜ僕は積読本をしてしまうのか
これは積読本Advent Calendar 2017の11日目の記事です。
みなさん積読本、してますか?
私は酷い、、、いや、酷かったです。
何かモフモフしたものが写ってますが本棚です。
もちろん全ての本を読んでいない訳ではありませんが、読み切れていない本が結構あるというのも事実です。
なぜ、本を読み切らずに積んでしまうのか。
Advent Calendarという良い機会なので考えてみることにしました。
考えつく要因をあげます。
- 買ったことにより勉強した気になれるので買う
- 絶版になる気配があるのでとりあえず買っておく
- TLで尊敬する人がお勧めしていたのでとりあえず買っといた
- 本の参考文献に載っていたで連鎖的に買う
- 特典目当てで買う
- 〇〇を読んでいないなんてありえない系の煽りを目にして焦って買う
こんなところでしょうか。
1.買ったことにより勉強した気になれるので買う
一番多い理由かもしれません。 「そろそろ機械学習とかやらないとなぁ、とりあえず本買っておくか」みたいなノリです。
「流行だから勉強しておかないと」レベルのやる気だと本を読まずに終わる可能性が高いです。
2.絶版になる気配があるのでとりあえず買っておく
ピアソンが技術書から撤退したのは記憶に新しいと思います。
撤退といかなくとも絶版で再販も望めないというケースも多いです。
技術書は古いからといって価値が無くなるものばかりでなく、むしろ新書の参考文献として紹介されてたりします。
そうなってくるとプレミアが付いて中古なのに新品の値段より高い本になったりします。
そうなる前に買っておこうというケースです。
〇〇指向とか設計技法とかの普遍的な考え方の本は特にその傾向が強いと感じます。
写真に乗ってる本でもamazonで定価より高い本が数冊あります。
- オブジェクト指向入門 第2版
- 実装パターン
- Clean Code
あたりでしょうか。
他の出版社からの再販(?)がなければテスト駆動開発やリファクタリングも定価を上回っていました。
買えなくなったらより読みたくなる、厄介な質です。
3.TLで尊敬する方々がお勧めしていた(執筆した)ので買った
私はTwitterで尊敬するエンジニアの方をフォローやリスト化しているのですがその方々がこの本は良かったと紹介されると反射的に買ってしまう時期がありました。
その方々は自分とはコンテキストが違うので紹介された本が自分に必要か不必要か考えずに買うと積む可能性が高いです。
ただこのケースはほぼ消化しています。
4.本の参考文献に載っていたで連鎖的に買う
特に多いのが〇〇入門系の本です。
網羅的に広く浅く書かれている本では「続きはこの本で」、「詳しくはこの本に載っています」となるのはしょうがないのかもしれません。
深く知りたい場合は参考文献に載ってる参考文献にも興味が出てしまうことがあり沼にはまりかねません。 自分の必要な知識レベルを判断することが重要です。
5.特典目当てで買う
これはオライリーのカレンダーのことです、すいません。
カレンダー欲しいし今TLでよく見かけるしこの本買っておくか、という1との複合ケースが多かったです。
6.〇〇を読んでいないなんてありえない系の煽りを目にして焦って買う
これ系は「お前がそう思うんならそうなんだろう お前ん中ではな」案件なので全力でスルーです。
興味もなく焦って買っても積むだけです。
締め:今年は新たに積みませんでした
Advent Calendarらしく今年の総括をしたいと思います。
今年買った技術書は積まずに全て読破しました。
買った冊数が3~5冊程度と少ないというのもありますが、買う前に1週間程度で読み切る熱量が自分にはあるかな?と自問した上で購入するようにしたからだと思います。
僕は買って1週間ぐらいで読まなければ積んでしまう可能性が高いのでそれを基準にしています。
ただ読破してもまた読み返すかもと思い、なかなか捨てれないので物理的な意味ではどんどん積まれています。
部屋が広いという訳でもないので思い切りの良さが欲しいところです。