TDD Boot Camp 横浜 3rdに参加してきたよ
2013年10月06日 02時20分
TDD Boot Camp 横浜 3rd に参加してきました。
最初に安井さん(@yattom)の基調講演。
TDDBC横浜3rd from yattom
その中のでこんな問がありました。
「なぜ、TDDをやろうと思ったのか?」
そう言われれば何故だ。
そもそも俺は何故こんな単語を知っている…今の俺の周りにはプログラマなんていないのに…
最近使ったフレームワークでユニットテストが当たり前のセットになっているからか?
いや、違う。
もっとミーハーでもっと情熱的な理由があったはず。
目の前のスライドの和田さん(@t_wada)の名前を見てふと1年前ぐらいの自分が思い出してきました。
色々とあって「俺ってプログラマに向いてないんじゃないか?」みたいな漠然とした悩みが大きかった時期です。
そんな時にTwitterのタイムラインでSQLアンチパターンという本が出版されるということを知り、SQLやテーブル設計に悩まされていた私は真っ先に飛びつきました。
そのSQLアンチパターンを監修したのが和田さんでした。
その関連でこのスライドを知りました。
愛せないコードを書くには人生はあまりにも短い from Takuto Wada
正直に言います。
このスライドを初めて見たときに泣きました。
このスライドが素晴らしいのは勿論なのですが、今思えばそれほどソースコードに引きずられ心が疲弊していたんだと思います。
それほど技術的負債が及ぼす人体への影響は大きいのです。
TDD、ソースコードの健康とともに自分の心の健康も取り戻せるスキル。
それは習得したいじゃありませんか。
長くなりましたがこれがTDDを知る流れ&参加の経緯です。
ペアプロの相手をしていただいた@comuttさんは常に仕事でTDDをされている方でした。
慣れない私にヒントを出すような形で進めていただき、導かれるように案を出したり手を動かしてレッドがグリーンになっていく様は本当に壮快でした。本当にありがとうございました。
一番記憶に残っているのはリファクタリングをしたらほぼ全てのテストが失敗して画面にFFFFFFFFと綺麗に並んだFと共に赤バンドが美しく表示されたことですね。
コードを変更して綺麗にしたけど動かなくなったということが一目で分かったし、修正後にまた全てのテストが成功してグリーンバンドが表示されたら綺麗にコードを変更しても動作は変更前と変わらないということが自信を持って言える。
このサイクルをもっと繰り返したい。
そんな衝動に駆られた体験でした。
そしてレビュー発表!、、、は他のグループが当選(?)されていました。
最初は初めて目の当たりにするリアルマサカリに面食らいましたが慣れるとその議論も楽しかったです。
そしてPHPerの少なさには驚きました。(4/31)
求人とか見ると絶対こんなに少ないとは思えないんだけどなぁ。
仕事では使うけど趣味では他の言語を使いたいって人が多いのか、ってことにしておこう。
惜しいのは帰る時間にひよって懇親会不参加だったことです。
TL見てると凄いカオスで楽しそうで悔しさ倍増。
余談&多少の自慢ですが勉強会で出版社が技術本から撤退して今は手に入りにくいというテスト駆動開発入門を持っていました。詰んでた自分が恥ずかしい。
TDDBCを機に熟読して実践していきます。TDDBCに参加してから読む本はまた別の味わいが出ることでしょう。
そしてSQLアンチパターンには和田さん&和田さんの父上のサインを頂いていたりしています。
素晴らしい勉強会を開くために尽力していただいたTDDBCのスタッフの方々、会場を提供していただいたatWare様、関わった全ての方々に感謝致します。ありがとうございました。