ruby初心者がrailsの勉強会に参加してみた
2013年06月08日 22時58分
ONE’S BRAINさんが行う勉強会「第1回 ruby on rails 4.0 名刺アプリを作る初心者勉強会」に参加してきました。
なんとこの勉強会、社外の人を招いて行う初めての勉強会とのこと。
通りで司会をされている人の表情が若干固いと思った訳だと一人納得しておりました。
まず最初に今回、勉強会を開いてくれたONE’S BRAINスタッフのご紹介。
場を和ませつつ参加者に質問してrubyやrailsへの見識を調査する良い紹介でした。
次にRubyの歴史やRuby on Railsの歴史や特徴を紹介。
Rubyの説明については「v1.8系では処理が重くてバッチ処理が一晩かかっても処理が終わらなかった」等、自社の経験等を絡めて説明してくれて面白かったです。
次いでMVCの説明。
参加者の方の中にはデザイナーの方が多くいました。MVCフレームワークに携わったことがない人も多かったのでここら辺も丁寧に説明していました。
よくあるMとVとCが三角形に配置されて線が引っ張られている図の解説です。
あの線がないとかマサカリが飛ぶような勉強会ではないのでこの辺はササッと進めていきます。
最初のご紹介時にMVCフレームワークを触ったことがある人はいますかという質問がありました。
MVC触ったことがある人は自分含めて3人でした。
意外に少ない。
で何使ってますかと聞かれたので「phpの…」と言った時に司会の方に「cakeですか」と被せられてFuel好きな私としては「おっ、ぉぅ」みたいな感じになってしまいました。
やっぱりこの辺りは実績がものを言うのでしょうか。
まぁcakeも触っていますから嘘ではありませんが最近私は専らbakeではなくoilです。
今度はsql serverを使いそうなのでその時は素のフレームワークで対応しているLaravel4辺りに流れてみたいです。
話は戻って勉強会の話。
次はWindowsのRuby環境構築のライブデモ。
しかし参加者でWindows利用者は2人だけ…なんというMac(+ linux)率。
なんか想定外だったらしくちょっと残念そうでした。
司会の方はこの対応の為にMacにWindowsを乗せて用意していたので動かしていたのでそりゃ寂しい訳ですね。
rubyやrailsをWindowsでやるのって色々と鬼門っぽかったので他の人も避けたのではないかと…
これは想定外の状況でmac版の手順をあまり用意していないらしく、ちょっとテンパってらっしゃいました。
macでのセットアップではbrewやrbenvを利用して環境構築する手順がまとまっていました。
ですが開発初心者がHomeBrewが入っている前提で話を進められても分かるはずもありません。
ここで現場はちょっと混沌としてきます。
現地で混沌とするぐらいだったら参加前にXcodeやbrew、rubyの環境辺りを整えてください辺りの文言があった方がお互い幸せだったかもしれません。
ちなみに私は家で環境を整えてきたのて来たのでぼけ〜っとしていました。
そしてrailsのインストール。
1 |
gem install rails --version 4.0.0.rc1 |
を打ってひたすら待つ。
…
..
.
–no-ri –no-rdocオプションを付ければ良かったと後で知ったけどそんなもんruby初心者の私としては知るはずもないですはい。
終わったらrailsのビルトインサーバ起動して起動画面表示。
この段階で結構挫折している人がちらほら見受けられる印象がありました。
なんか久々に学校の雰囲気を思い出しましたがハンズオンなんてのも大体こういうものなんでしょうかね。参加したこと無いので分かりません。
そんなこんなでやっとこさアプリ作成の説明。
きた! scaffoldまでは自習していた自分にとってはここからが知りたかった!
rails new hogehogeで作った各種フォルダの説明してコマンドでscaffoldによる枠組み作成。
私、この辺りで残り45分ぐらいでアプリが完成するのかかなり不安になっています。
その途中、ちらっと社内用redmineが見えてちょっとテンションアップ。
そういう社内の開発環境的なものが見えるのはとても好きです。
途中、Shift-JISで保存して動かなくなってテンパってましたがPHPer的には文字化けせずにエラーが出るのが新鮮でした。文字コード違うと動かないのね。
ということで用意されていたコマンドで3つの骨組み(scaffold)作成して怒涛の説明をしたところでタイムオーバーになりました。
ここの解説は自分が知りたい所と一致してとても面白かったです。
後々半のアプリに入ってからの説明はrails初心者として興味津々でしたが、最初の環境構築に関してはひたすら待ちなので各自用意してくるようにした方が幸せだったのではないかと思いました。
初心者対象の勉強会とうたっても、プログラム初心者だったりフレームワーク初心者だったりruby初心者だったりrubyはやってるけどsinatra使っててrails初心者なんて人もいたりするので、勉強会の募集要項では勉強会が想定している参加者像をなるべく詳細に記載した方がお互い幸せになれるんだろうなと思った次第です。
後、ONE’S BRAINさんではエンジニアを募集しておりました。
新宿御苑という立地に加えて朝10:00という好条件。オフィスもとても綺麗でした。
仕事終わりには新宿で1杯なんてことも余裕で出来そうですし都会が好きな方は応募されてみては如何でしょうか。
ONE’S BRAINさん、お疲れさまでした。
第2回、期待しております。
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