第8弾 週末ランサーズ「Infrastructure as Code」〜ヌーラボ社の事例によるVagrant や serverspec、ansibleツールのご紹介〜 に参加してきた
2014年05月25日 07時05分
無料の勉強会に参加させてもらったものとしての責務を果たすべく、
参加した内容をブログに書き留めます。
今回参加してきたイベント。
第8弾 週末ランサーズ「Infrastructure as Code」〜ヌーラボ社の事例によるVagrant や serverspec、ansibleツールのご紹介〜
http://weekendlancers.doorkeeper.jp/events/11216
勉強会の流れとかまとめようかと思ったけど綺麗なまとめ記事が上がってたので割愛。
自分の気になったところだけ記述。
中村知成氏(ヌーラボ)の興味深かった話
- Infrastructure as Code の先にはDevOpsが見えてくる
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DevOpsで関わる全ての人が手軽に扱えるチャット系ツールはますます重要になる分野。
ヌーラボさんのTypetalkで他のツールと連携するところを見せてもらったらとても納得。 -
Chefのインストールするパッケージのバージョンに関してはケースバイケース。
ASP系は最新を入れているし、逆に受託系はバージョンを固定した方がよいのではないか -
Chefは設定ファイルがとても柔軟に書ける => 複雑になりがち。
ansibleはyaml => 複雑なことはできないがシンプルが保てる -
変更がなくても週1で仮想マシンのイメージは取っている。
こうすると環境系の問題を検知しやすい
ハンズオンで使ったツールや話題に出たツール
- Vagrant
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http://www.vagrantup.com/
言わずもがな。
仮想PCの作成とか破棄とかいろいろ簡単にできる。 - Chef
- プロビジョニングするツールについては環境構築にかかる時間の都合上、ansibleではなくChefを選択。ansible目当てだったのでこの点は残念だった。
- serverspec
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http://serverspec.org/
サーバの構成をテストするツール。
ハンズオンで初めて触ったけどこれは楽しい。 - Jenkins
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http://jenkins-ci.org/
CIの定番ツール。 - Packer
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http://www.packer.io/
大まかにVagrantのBox作成に特化したものと考えてよいらしい。
ヌーラボさんではコケた時の原因究明のやりやすさでPackerでやっている処理もVagrantに戻すことを考えているそうです - Hubot
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https://hubot.github.com/
githubが作ってるbotフレームワーク。これはチャット系ツールの夢が広がる - Gradle
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http://www.gradle.org/
Git/Jenkins連携に使用? 謎メモしか残ってないので別に調べよう
ハンズオンをしていただいた中村知成氏(@ikikko)はとても人柄もよく、うまく進めていない人へのフォローも優しくご対応されていました。
ちなみに私はNokogiri問題発症しませんでしたのでサクサクでした。
ハンズオン系のイベントで参加者全員がRuby, Ruby on railsのインストールだけでほぼタイムアップという黒歴史を経験していたのですが今回はタイムスケジュール通りに進んで本当によかった。
一つ一つのツール単独で使用してもとても便利だけど、それぞれを連携させると新しいワークフローが生まれてしまう程に可能性が増すことを肌で体験出来る内容でした。
場所と貴重な機会を提供していただいたランサーズさん、中村さん、本当にありがとうございました。