iPhoneで参考書を読む
2011年10月23日 01時36分
最近、電車での暇つぶしの為にiPhoneでの電子辞書で参考書を読むということを行っている。
そもそもの理由は会社を変えた時に自分の業務内容がサーバサイドだけでなくフロントエンド側の処理も求められるようになったのと、多少通勤時間が延びたのが切っ掛けだ。
最初は紙媒体で読んでいたのだが参考書というのはどの分野でも分厚いものが多い。
まして東京の満員電車の中で読むとなると片手で吊り革を持ちつつ片手で本を開くという上体になるのだから5分も経たないうちに腕や指が痛くなっていた。
これを解決する為にどうすれば良いか思案していたらAmazonの電子書籍参入間近のニュースを見てこれだと思い検討してみた。
まずは俗にいう自炊。
裁断機を買いページスキャナをレンタルするか購入して行う場合と外部業者に本を発送しデータを受け取る2パターンがある。
現状、最新の書籍が電子書籍で発売されているケースは稀。自分で作るのだからその部分は問題にならないのがメリットだ。
しかし、手間がかかる上に既にある紙媒体を裁断しなくてはならない。
また外部業者に委託するやり方は法律的にグレーゾーンらしく今後はどう展開されていくか注意が必要。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110905/art11090521090006-n1.htm
次にタブレット型端末での電子書籍購入。
これは通勤時間が延びたとはいえ30分にも満たない時間なので却下。
最後に既に使用しているiPhoneでの電子書籍。
漫画などは広く展開されているようだがIT系の参考書に限ってはいまいち動きが鈍いように思う。
そんな中で実際に書籍を購入したサイトが以下になる。
O’Reilly Japan Ebook Store
http://www.oreilly.co.jp/ebook/
Gihyo Digital Publishing
http://gihyo.jp/dp
上のO’Reillyの方はPDFで、Gihyoは書籍によって形式は異なるが購入したものはEPUBという形式での配布だった。
PDFの場合は自分で編集ができるのでトリミングしてiPhoneでも可能な限り読みやすくなるよう手を加えることができる。
EPUBの場合はもともと電子書籍用のフォーマットのおかげか何も編集しなくても画面の小さいiPhoneでもとても読みやすかった。
オープンなフォーマットで配布してもらえるのはアプリを選択できてとても好感が持てる。
しかし両サイトとも発売からしばらくたったものしかおいておらず、Gihyoに至っては雑誌を除けば5点程度しかない状態だ。
IT業界こそ先陣を切って開拓していって欲しい分野なので今後も各出版社の動向を見守っていきたい。